あらすじ
カオスの淵と言う作品を昔書いていたのですが、主人公を変えて書きなおそうと思っています。
アルクトスは塀に登り下に向かってパンを投げる。
それを奪い合うように食べる「灰色達」。
世界は十三年前に時が止まり、同じ毎日が繰り返されれるようになった。
人間の価値は色でランクわけされるようになり、無価値な者「灰色」は人として扱われず、無残に殺される。
挨拶代わりの殺し。
もう飽き飽きしていた。
金属バットを持った少年に声を掛ける。
「君は何色かい?」
それをはぐらかすように、
「何色でもいいじゃねぇか」
「そうだね。今は全てが無価値だ。もう何色であっても。」
「何故、灰色達に餌をやるんだ?どうせ明日には死ぬんだ。空腹でも構わないんじゃないか?」
「意外と空腹で死ぬのは辛いらしいよ。ダイエットした人ならわかる。」
「生憎、ダイエットはした事がないんだ。」
灰色を守る者と呼ばれる少年と会ったのはこれが初めてだった。
誰でも参加出来て、どんな願いも叶えて貰えるゲームがある。
エンドオブザワールド。
このゲームは三人一組になって戦うカードゲームだ。
世界中の人達がこぞって参加しているがルールすらわからない、しかし誰もが今日もログインする。
人が死ななくなった世界の最高の暇つぶし。
私はとても貪欲だ。
どうしても叶えたい願いがある。
お金でなんとか出来るものならなんとかしている。
お金は無限にある。
今では無価値だ。
ああ欲しい。
願いを叶えたい。
最高に利己的なゲームが始まる。