あらすじ

さる電子製品会社が発売している超人気商品・桃源鏡。機器に内蔵されたAIが被写体の顔を加工し、画面上に「理想の自分」を映し出してくれるのだ。  動画加工アプリの延長ともいわれるその商品はしかし、鏡の名を冠していた。  そんな桃源鏡をクラスメイトに薦められ、しぶしぶ購入した花梨。しかしその翌日、ひょんなことから桃源鏡ユーザーたちのミニオフ会へ参加することになってしまい──? 「僕らの美しさを取り上げるあの平板はなんだ? 醜さを捏造し、ありもしない平凡さを付与し、顔を変えて形を異にするあれはなんだ」 「──鏡ね。世の人に言わせれば」  さて、あなたにはきちんと見えていますか? 自分の本当の姿が。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/04/21
  • 現在の作品誰かがそれを鏡と呼んだ