あらすじ

人類から最も遠い場所──南太平洋の到達不能極、ポイント・ネモ。 2001年、旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」は、その海域へ静かに沈んだ。 それから数日後、仏領ポリネシアの通信観測所で、奇妙な信号が検出される。 届いたのは、誰もいないはずの海の底から、雨音や水のせせらぎのような“自然音”。 それは、たしかに「何かの音」だった──だが、何のために、誰が送ったのかは分からない。 科学者クレア・ロランと、米軍の技術将校マシュー・コールは、 音の謎を追いながら、かつて宇宙を飛んだ遺物と、海底の静寂に向き合っていく。 全てが解明されたわけではない。ただ、そこに確かに“何か”があった。 ──記録ではなく、記憶のような音。それは静かに、彼らの耳に残った。

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エブリスタ2025/05/26
  • 現在の作品ネモの静寂