あらすじ
急な雨に、一人の男性が軒先に飛び込んで雨宿りしていた。すると、向こうに一人の老人も雨宿りをしていた。何気ない光景だったが、何処か奇妙だった。自分がはめている腕時計と、雨の向こうに見える時計台の時間がズレていた。どちらかの時計が不具合を生じていると、そう結論づけた男性だったが、老人は、そのどちらもが正確な時を刻んでいると、不思議なことをいい出した。そんな非科学的なことなどあり得ないと、男性は老人の言葉を信じようとはしなかった。しかし、老人の不思議な雰囲気に、次第に考えを改めていく。果たして、正しいのは自身の考えなのだろうか。それとも、自身が今まで信じてきたものは、ひょっとして間違いだったのだろうかと・・。