あらすじ
〜あらすじ〜
慶長五年、関ヶ原。
東軍・徳川家康と西軍・石田三成が激突する、日本史上最大の決戦の火蓋が切って落とされようとしていたその時――突如として、空より雷鳴が轟き、大地が裂けた。
現れたのは、三本の鉄脚を持つ異形の兵器。
人の理解を超えたその存在は「トライポッド」と呼ばれ、熱線と瘴気をもって両軍の兵を容赦なく焼き払う。
戦は一瞬にして“人と人”の争いではなく、“人と異星の侵略者”との存亡戦争へと変貌する。
東西両軍は一時的な共闘を選び、命運をかけてトライポッドへ挑むも、その圧倒的な力の前に敗北。
戦国武士たちの誇りと鉄火では、異星の理に抗うことすらできなかった。
だが、敗北の中に希望はあった。
家康は、トライポッドから剥がれ落ちた金属片に“抗う術”を見出し、秘かに反撃の準備を始める。
一方の三成は、異星文明との対話を試み、共存という道を模索し始める。
人類の叡智と信念が試される、未曾有の戦国異星戦争。
歴史は分岐し、やがて――この国の“天下”は、人の手を離れる。
これは、語られることのなかったもうひとつの関ヶ原の戦い。
そして、地上に降り立った神々(トライポッド)との、最初の戦争の記録である。