あらすじ
小学校を卒業したエルは、特別な感傷もなく、静かに最後の時間を過ごしていた。友達作りに苦労した日々も、今では遠い記憶。それでも、卒業という節目に、どこか距離を取ってしまう自分がいた。
そんなエルを迎えたのは、シェアハウスの仲間たちからのサプライズ。「卒業おめでとう!」の声とともに贈られる、それぞれが選んだ特別なプレゼント。照れ隠しの冗談、素っ気ない言葉、不器用ながらも真っ直ぐな気持ち。
手に取るたびに、胸の奥がじんわりと温かくなる。エルは気づく。自分は、こんなにも大切にされていたのだと。