あらすじ
通信制の高校に通うヒロキは幼い頃から人としゃべることがうまくできないカメラ好きの少年だ。ヒロキは選択科目の写真映像クラスで、ピンク色の髪をした小柄な少女カオルと出会う。
カオルの撮る写真に興味を覚えたヒロキだったが、ある日を境にカオルは学校から消えてしまう。
人と関わるのが苦手なふたりの淡い交流は突然途切れしまった。
5年後、写真スタジオの仕上げスタッフとして働くヒロキの元に、一通の仕事依頼のメールが届いた。その写真は、5年前にヒロキが惹かれたカオルの撮った写真とそっくりだった。依頼内容はフィルム撮影されたもののデータ化だった。
その写真がカオルの撮ったものだと確信したヒロキは、カオルの住む場所を探して会いに行くことにした。
生きづらさを抱えた孤独なふたつのたましいが、カメラのレンズ越しに交差する切ない青春ストーリー。