あらすじ
《原田真琴》十六歳は体育会系高一女子。身長170㎝で筋骨隆々、精悍なルックスに男勝りであるが、ごく普通に女子高生の感性も持っていた。
中学時代「名キャッチャー」として鳴らした真琴は、高校ソフトボール界での活躍を夢見ていたが、入学した華蔵寺高校ソフト部は、彼女の入学と時を同じくして、休部になっていた。
真琴は仕方なく陸上部で砲丸投げや短距離走に取り組んでいたが、やはり満たされない日々を送っていた。その真琴と中学時代の同窓生《竹中尚輝》も「華高(はなこう)」陸上部に席を置く短距離ランナー。尚輝は長身で端正な顔立ちの優男だ。ウィットに富むが男気にやや欠ける。しかし抜群の瞬発力とバネを誇る彼の運動能力、特に野球のセンスは抜群だった。
対照的な個性の二人は同窓生として、そして陸上部のチームメイトとして意気投合していた。しかし実は……尚輝の方は、中学時代から密かに真琴に想いを寄せていたのだった。
その二人が高一の夏休みを迎えた頃のこと、野球部がキャッチャーの怪我のため、メンバー不足で新人戦を棄権せざるを得ない状況だという話を聞いたところから物語は始まる。
※主題歌連動
https://youtu.be/L55Tv2DlQ1U