あらすじ
二月二日。受験生である僕らはすべての単位を取り終えて明日から、自由登校になる。
絵がおもうように描けなくなった主人公、真一は、二月二日の夜、真っ暗な闇にのまれるように眠りにつく。
起きて、朝が来ると、また同じ、二月二日を繰り返していた。
ああ、自分はきっと闇から出られなくなったのだ。と納得する真一だったが、同じクラスの、木野実柚葉が、授業に出ていないことに気づく。どうして、同じ二月二日のなかで、ちがう行動をする生徒がいるのか。
真一は柚葉を探して、体育館裏にたどり着く。そこに、なぜか、同じクラスの柏木空まで来て……?
どうやら、この闇の中にいるのは、僕一人じゃないらしい。
これは、二月二日を越えるために奮闘する、三人の、七日間の物語。