あらすじ
2037年、蔵本瑞希27歳は、東京で3DCG制作職に就いていたが、会社の倒産に遭う。同時に彼氏の浮気が発覚し、絶望した瑞希は縁もゆかりもない徳島市へ逃げるようにIターン移住した。以後、市のカルチャーセンターでの3DCG教室講師として働き、副業で3DCG制作を行い生計を立てる。VRサービス「清星学園高校」に参加し、仮想空間でお嬢様になりきる「お嬢様部」で友人との交流を楽しみながら、現実の辛さから逃れて暮らしていた。
それから三年後の2040年、清星学園高校のアップデート「クラシカルモード」が発表され、瑞希はお嬢様部の友人と新展開を喜んでいた。瑞希は友人に背中を押され、カルチャーセンターからの突然のクビを契機に、クラシカルモードの制作チームに入ることを決める。瑞希の役割は、大正期の女学校をモデルとした学校の校長室を3DCGで制作すること。制作パートナーの藍以との仲を築きながら、瑞希は自分が本当に作りたいものが何なのかに気付いていく。