あらすじ

詩織と康太は本が好きな中学生。 学校の図書室だけがふたりの心の避難所だった。 家庭に安らぎを見出せないふたりは、日々言葉少なに寄り添いながら、ただ静かに本を読み続けていた。 ある夏の日、夕立は土砂降りとなり、帰宅途中だったふたりは学校近くのあずまやに雨宿りする。 家に帰りたくないという本音を、雨の音にかき消されながら交わし合う。水位が上がっていく中、彼らはそれでもなお、手を取り合い、本を読み続ける。 まるでこの場所が世界のすべてであるかのように。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 表紙byかんたん表紙メーカー

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/05/30
  • 現在の作品わたしたちだけの雨