あらすじ
藤澤 琉生。彼は、アイドル事務所EMエンタテインメント所属のアイドルのタマゴだ。
私の推しだ。私には、秘かな野望がある。それは、いつか彼に自分の描いた物語の主人公を、実写版で演じてもらうこと……。
そして、彼は私のクラスメートでもある。
しかも、同じ図書委員という任務?を背負い、週に1~2回、私の隣で図書館のカウンターにいる。
図書館のカウンターで隣に座る彼に、私はそっと話しかける。
「あのね」
「ん?」
彼の眉が少し動いて、優しく唇の両端が上がる。ちょっとワクワクした顔つきだ。
さて。今日は何から話そう。