あらすじ
千島学は、会社の行事で3000本の桜が植えられた場所へ花見に行くことになる。
その3000本の桜には1本だけ、自分で発光する桜があり、他の木々よりもほんのりと明るいという。もし見つけることができれば、願いが叶うという言い伝えがある。
同僚の渡辺和寿は行く気満々。この桜を探したいと言い出す。学はそれに付き合うことになるが、そもそも容姿・頭脳と何でも持っているモテ男・渡辺は、これ以上何が欲しいのか不思議に思う。
桜を探していく過程で、実は渡辺は女の子と付き合う時、3ヶ月という制限を設けることを了承の上で、付き合っているということがわかる。
どうやら渡辺には本命がいて、その本命に振り向いて欲しいらしい。
発光桜を探す中で、学は、渡辺から「何か願うことはないのか」と問われる。
一瞬、自身の特異な能力がなければと思ったが……。
学には、人の書く字から、その人のその時の感情や本心が視える特異な能力があった。
それぞれ人に言えないものを抱えながら、否定の中で生きてきた二人は、発光桜を前にしたら何を思うのか。
学と渡辺の、ちょっぴり成長が伺えるBLです。
よかったら、お付き合いください。