あらすじ
閉ざされた「矯正施設」に収監された少年たち。そこは少年犯罪者を“更生”させるという名目のもと、暴力と支配がまかり通る地獄だった。
主人公・**天宮 智也(あまみや ともや)**は、ある殺人事件の容疑で送られてきたが、真相は闇の中。中性的な容姿と反抗的な態度が災いし、上官や他の少年たちの玩具にされかける。
そんな中、沈黙を貫く異端の少年・**九条 楓(くじょう かえで)**と出会う。冷酷な瞳の奥に、智也だけが感じ取った微かな「優しさ」。
夜ごと身体を奪われる中、智也はいつしか自分の狂気と楓の闇に惹かれていく。
――暴力と支配、欲望と痛み。
その檻の中で、彼らだけが「人間であること」を諦められなかった。