あらすじ
如月真由は心療内科クリニックに看護師として勤務していた。院長をしているのは医師の江戸紳一で、紳一は変わり者で、趣味が人形を並べることという女よりも女らしい男だった。
ヤバイ人にはヤバイ人の気持ちがわかるせいか、このクリニックには個性的な患者ばかりやってきた。太った体をして食欲不振を訴えるまりえ、プラセボの薬に依存する不眠症のルイ、夫婦で統合失調症となり生活保護を受給している生保のプロの健太郎。各々が心に闇を抱えてクリニックに通っていた。
彼らは、患者であるが、生活保護制度の悪用する人でもあり、保険診療制度の悪用に利用された被害者でもある。
まさに世の中は「病み」と「闇」だらけだった。