あらすじ
難病を抱えてしまった「私」。激痛を含めて、数々の症状の包囲は苛烈を極めた。
しかし、どうしても「自分の苦痛の深刻さ」が周囲に伝わらず孤立してしまう。
包囲を作っている症状の一つ「聴覚過敏」。
それは会話を困難なものにしていた。
これだけでも何とか崩して「包囲に穴を空ける」ことを目指し「私」はいろいろなラジオ番組を聞いて「聞いていられる声」を探し始めた。
■登場人物紹介
◎私
難病を患っている。
◎マユミ
ラジオ投稿で知り合った。私のネットを通じた友人。
◎アト
豪雨災害の中、デジタルマップを使ってライフライン情報を被災地の人とシェアしようとする。
※この作品は、私の体験に基づいてはいますが、フィクションの部分もあります。
物語の展開上、現実に起こった広域水害と必ずしも、時期が一致していないことをご了承ください。
また、病気の原因や症状は様々なものがあります。
病気の治療法やリハビリの効果・副作用は、非常に個人差があり、本作品は特定の治療法やリハビリを推奨するものではありません。
この物語の中で主人公は、運悪く無理解な専門家にばかり出会っていますが、実際は、こんな専門家ばかりではありません。
やはり治療やリハビリは専門家と相談しながら行うことをお勧めします。
難病や災害で苦しんでいる人たちが、適切な支援に繋がり、良い方向に向かうことを心から願ってやみません。