あらすじ
“才能なし”と断じられ、異世界の王と聖女に見捨てられた少年・霧ヶ峰悠仁。
召喚されてすぐ「役立たず」と烙印を押され、廃棄同然で追い出された。
だが彼は諦めなかった。血反吐を吐くほど努力し、ついには魔王を討伐。
力も知識もすべてを手にしたまま、現実世界へと帰還する。
――だが帰ってきた日本は、妖魔と呼ばれる魔物に溢れた世界に変貌してた。
「なんで一人で妖魔の群れを殲滅してるんだよ!?」
「魔法でやってるだけだけど?」
現代に魔法は存在しない。だが、悠仁だけは“使える”。
唯一の魔法使いとして、日本中から求められ、頼られまくる毎日。
そんな中、異世界からの通信が届く。
王と聖女が、涙ながらにこう言った。
「どうか……もう一度、戻ってきてください……!」
――あのとき俺を捨てたくせに、今さらよく言えたな。