あらすじ

ハチャメチャな主人公・咲花《さな》姫の実の母は、とても美しい女性であった。そのため、先代の帝から御手付きに合い。その事で、妃から妬まれ怒りをかい、遂には後宮から追い出され。同時に、その妃の蛇のような怒りに恐れを感じた徳大寺の実家からも見放された。  その事を不憫に思った九条基兼は、京の外れに小さな屋敷を建て、妻妾として養うことに決める。  ところが程無くして、実の母が身籠っていたことが分かり、九条基兼は、先代の『帝の子』であることを強く訴えたが、結局は聞き入れられず。遂には、その実の母も病で亡くなり。基兼は、『帝の血』を受け継いでいるかも知れないその娘を、自らの養女として迎え入れることに決めた。  その養女こそが、主人公・咲花《さな》姫その人である──。  そうした数奇な人生を幼少の頃より体験してきた咲花姫 (12歳、あれから9年の歳月が過ぎた……)に、この日、1つの吉報が舞い込む。それは、天皇が住まう大内裏 (宮中)への入内だった。  そのことについては、誰もが喜ぶだろうと疑うこともなかったが、その時、咲花姫本人は意外にもこう言い放つ。 「──そんなのっ、冗談じゃないっ! 入内なんて、真っ平ごめんよっ!」  さあ! 宮中を敵に回し兼ねない発言をした咲花姫。これからこの物語は、果たしてどのように展開してゆくのか!? それは読んでからのお楽しみっ!

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カクヨム
カクヨム2017/08/07
  • 現在の作品『へいあんっ☆』 ~平安 姫取物語~