あらすじ
錬金術って、今さら学ぶ意味あるんですか?
そう言われても、私にはこの術しかなかった。
魔術が優遇され、錬金術が“時代遅れ”扱いの世界。
そんな名門ノーアトル魔術学園で、錬金術科は私一人――
エルシア・グリモーリア。
予算ゼロ、信頼ゼロ、やる気ゼロ(主に周囲)の三重苦。
でもなぜか学園のトラブルは、ぜんぶ錬金術科に回ってくる。
暴走魔術の制御?
異界化した図書棟の調査?
原因不明の生徒の失踪?
……なんで全部、私が対応してるんですか。
だけど、精霊は見てくれてる。
私にだけ、力を貸してくれる。
誰にも見えないものを見て、
誰にも扱えない術で、
誰にも解けない謎を、ひとつずつ理論から解いていく。
カード型の術具と精霊とともに、
“ぼっち科”で孤軍奮闘中。
錬金術は、まだ終わってない。
これは、たった一人の錬金術師見習いが、
偏見まみれの学園で“理”と“運命”を組み直す、
ちょっと不遇で、ちょっと痛くて、でも熱い成長と友情の物語。
笑えるけど、最後はジーンとくる。
あなたも、たぶん好きになる。