あらすじ

『文化侵略ドラゴニア!~ネトラレ勇者と世界再編物語~』

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かつて――魔法と剣が支配する多島海の世界に、突如として舞い降りた異質な列島国家があった。
その名は、ドラゴニア帝国。外界から隔絶されていた文化列島が、突如として開国し、「魔法」ではなく――雅楽、書道、美食、接待術、マナー、寿司、萌えアニメといった**文化的チカラ(カルチャーパワー)**を駆使して他国を次々に屈服させていったのだ。

決め手は“オツカレー”――絶品オムレツカレー(税込682G)の提供であった。これを食べさせられた重鎮たちは、一様にこう呟く。

「……うまい、負けた……文化で心が折られた……」

こうして魔法文明を押しのけ、文化による征服が進んでいく。だがこの侵略は剣でも炎でもなく、うまさとおもてなしと萌えによるもの。
一部の魔法国では「ムカつくほどスマートな侵略」として警戒されているが、ドラゴニア自身は至って平和的。むしろ「観光立国」を目指しており、「文化強国」としてのブランディングに余念がないのだった。

しかし400年後の現在――
そのドラゴニア帝国は、複雑な自治制度と内輪の文化摩擦により、国家分裂の危機に直面していた。

「このままでは全国津々浦々がバラバラよ!」

そこでドラゴニア政府は、ある“裏ルート”で魔界の支配者へと極秘接触。
「我が国を“魔王ドラゴン連邦”の一員として編入し、文化と魔を融合させた“最強カルチャー帝国”として世界統一を果たしたい」と願い出たのだった。

◆

――この途方もない計画の鍵を握るのは、一人の半ニート勇者。

その名も、ネトラレ・タロウ。
かつては期待の若手勇者だったが、常にヒロインたちに寝取られ続け、すっかり心が荒んでしまった男。
ゲームとマンガに没頭し、地元イシヤマ圏の母の家で暮らす彼は、世界の命運など眼中になかった。

しかしある日、わずかに残った冒険心と「次のガチャイベントまで暇だった」ことから、タロウは重い腰を上げる。

「旅に出るか……どうせ、俺のヒロインはまた寝取られるけどな」

こうして――文化で征服し、魔で統一を狙う新・世界秩序の渦中に、やる気ゼロの勇者が巻き込まれていく。

果たしてタロウは、文化覇権国家ドラゴニアを救い、世界を統べる英雄になれるのか?
それともまた、ヒロインを寝取られながら文化に圧され、課金に課金を重ねる日々に戻るのか――

「異世界文化戦争ギャグ×風刺ファンタジー」、開幕!

※寝取られ描写ありますので不快な方はおすすめしません。

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アルファポリス
アルファポリス2025/07/19
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