あらすじ
処刑台の上、聖女リシェル・フロレンティアは断罪された。
神に仕える者として、そして王太子の婚約者として、王宮で誰よりも純潔に生きたはずの彼女が、王太子暗殺未遂の罪で――。
だが、処刑の瞬間、時は止まった。
姿を現したのは、時を司る悪魔カシエル。彼は告げる。「望むなら、人生をやり直せる」と。
――これは過ちを糺し、真実を暴き、自らの尊厳を取り戻す物語。
生き直した人生の始まりは、王立魔法学院。記憶を持ったまま過去へ戻ったリシェルは、かつての陰謀の影を追う。
冷酷な王太子。微笑む裏切者。迫る闇。
そして、契約の代償として待つ“再びの死”。
それでも、私はこの命で真実を暴く――今度こそ、私の物語を私の手で。