あらすじ
冒険者ギルドにはとある噂がある。
それは世界三大強者を凌ぐ男がいるとか…そんな噂。
しかし、それなら冒険者になっているはずと誰もがそんな話を信じない。
ギルド内の人間を除いては…。
元冒険者のルーシアには才能がなかった。
それ故に冒険者を諦め、この度冒険者ギルドの事務員として仕事を始めようとしていた。
そこで【ダンジョン後処理班】に任命された私の上司になったのは35歳のしがないおっさんだった。
見た目こそイケオジっぽくはあるが、腰が低く、いつも腰が痛いとか、上司の愚痴をこぼしたりだとか、とても憧れるような存在ではなかった。
しかし、何故だかギルド内の人たちからは尊敬されていたそんなある時のことだった。
少しボロボロの姿でギルドにやってきたおっさん。
「なんでそんなボロボロなんですか」
「いやー、ちょっと面倒な後処理を任されてね。まさかあんなに強いとはね。ギルドリスが」
それは先日Sランク冒険者ギルドでも倒せなかったモンスターの名前だった。
そう、この人こそあの噂の張本人…。
伝説のギルド職員であったのだ。