あらすじ



「あー、なんかすごい面倒なことになった気がする……もう全部放り出して、どっか遠いところで静かに暮らしたい」

ブラック企業での過労死の末、異世界に転生した俺、ユウキ(仮称)。
ようやく手に入れたセカンドライフ、今度こそ「週休二日で定時退社、有給完全消化」の穏やかな生活を送るんだ!そう固く誓ったはずだった 。

なのに、どうしてこうなった。

食料を求めて立ち寄った村は、魔物に怯え、生贄を捧げることでなんとか生き延びている悲惨な状況だった 。前世で理不尽なノルマを押し付けてきた上司の顔が、ふと脳裏をよぎる。
「あーもう!わかったよ!やればいいんだろやれば!」
ヤケクソで魔物の森に乗り込み、魔力を使わない謎のエネルギー波で大群を一掃。ボスの魔物の王は「天眼」で攻撃を見切り、デコピン一発で沈めておいた 。

俺としては「後始末」をしただけ。これで当分、静かに暮らせると思ったのに…。
この一件で、俺は「英雄」として祭り上げられてしまった 。
面倒見の良さ(本人は後始末と思っている)に惚れ込んだ戦士ガンツや、俺の力を解剖しようと目論む魔導士リリアなど、次々と個性的な仲間(という名の監視役)も増えていく 。
行く先々で起こる問題を「あー、はいはい、俺がやればいいんでしょ」と片付けていたら、いつの間にかドワーフやエルフ、獣人、竜族まで仲間になっていた。
気づけば、俺が最初に助けた小さな村は、各種族が共存する巨大な城塞都市へと変貌を遂げ、俺はなし崩し的にその国の「国王」に担ぎ上げられてしまったのだ。
「いやいや、だから俺は平穏に…」「「「国王陛下!!!」」」
もう知らん!政治はスカウトした天才学者に丸投げだ! [cite: 3] 俺は城で茶でもすすって隠居する!

―――その頃、大陸の東方。
落馬事故をきっかけに現代の記憶を取り戻した、一人の「悪役令嬢」がいた

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アルファポリス
アルファポリス2025/07/30
  • 現在の作品過労死したので来世は平穏に暮らしたい。なのに、うっかり英雄になってしまい、東では国を救った元悪役令嬢が俺の噂をしていた。