あらすじ
不良女子高生の三笠山明菜(みかさやま あきな)は、いつものように仲間と一緒に繁華街を目的もなくぶらついていた。
もちろん同じような集団と顔を合わせればケンカになることもある。こういう時は男子同士でやりあうのが普通だが、明菜の場合は男子顔負けの腕っぷしなこともあり、一緒に取っ組み合いへ参加することも少なくない。
この日もそんないさかいで巻き上げた戦利品を手に意気揚々と歩き始めた。しかし相手の一人がナイフを片手に突進してきて明菜は滅多刺しにされてしまう。
『これでパパのところへ行ける―― かな……』
こうして絶命したはずの明菜だったが、見知らぬ大広間で目を覚ました。どうやら病院ではなさそうで様子がおかしいと思った瞬間、一斉に歓迎の声を投げかけられてしまい戸惑うばかりである。
「聖女様、ようこそお出でくださいました!」
不良少女が聖女になってしまった!? はたして明菜の異世界生活はどうなることやら。