あらすじ
知加は夫である優市に苛立っていた。
家事はろくにしない、育児もしない、空気は読めない、どうでもいいことにこだわる。
もう数年以内に別れたいと思いながら、優市への恨み辛みを日記に書いた。
そして毎年七夕の日には「彼が山に埋まりますように」と願っていた。
一方の優市は優市で、知加の存在を迷惑に思っていた。
行動を監視してくる、怒りっぽい、筋が通っていない、どうでもいいことにこだわる。
だが優市は別れる勇気がなかった。
その代わり、家にいると息が詰まるので、残業と嘘をついてコンビニのイートインに過ごしていた。
そこで一人の時間を満喫することで、知加への恨みを晴らしていた。
そしてその二人の間に生まれた娘の美優は、成長するにつれて両親の様子に異変を感じていく。
はたして、優市を山に埋めるという知加の願いは叶うのか?
両親の不仲に巻き込まれた美優は無事に育つのか?
夫婦の尊厳を傷つけ合う、リアル日常サスペンス!