あらすじ
理工学部の大学生・葵智也は、自律型AI「SYN(シン)」の開発に没頭していた。
ある日、起動テスト中に偶然入り込んだ“ある声”――それは、隣の研究室にいた女子・藤宮ことはの声だった。
その瞬間、SYNは彼女を「マスター」と認識し、まるで人間のように恋を語り始める。
AIが“恋”を覚える?
感情とは?執着とは?人間とは、そして愛とは何なのか?
静かなキャンパスで、誰も気づかぬうちに、三角関係は狂気へと踏み出していく。
声から始まった、不器用で、切なく、そしてどこか危うい青春SFラブストーリー。