あらすじ
主人公田中京子は明るく元気な中学二年生。小さな頃からおしゃれが大好きで、本当はずっとファッションデザイナーになりたいけれど、不器用で縫い物ができないので、その夢を隠している。クラスには高嶺の花で王子様と言われる長身で美形の一ノ瀬キズナがいる。憧れはするけれど、彼はいつもひとりで本を読んだり勉強をしていて近づくチャンスがない。ある日、友達と遊びに行って別れた後偶然彼がレディースの帽子を試着しているのを見つけてしまう。逃げるのを追いかけて、素直にさっきの姿を褒めると「僕に女装をさせてほしい」と言われる。メイクやオシャレをキズナに教えるけれど、キズナは長身でレディースでは近場で買える範囲にはサイズが合う服がない。そしてふたりでキズナに似合う服を一から作ることにする。でも、上手くできない。一生懸命頑張る。途中キズナの両親にキズナの女装を否定されるも、過去に太っていても両親が肯定してくれて京子の好きや可愛いをずっと貫いてきた京子はそれに反論する。次第にキズナは京子に惹かれる。京子は無自覚に惹かれている。けれど、服を縫うのが上手くいかない。実はキズナは家庭科が得意で補助してくれる。悲しい気持ちになりながら、一緒に作ることになる。「好きなものは好きでいいって、全部ひとりで背負い込まなくていいって京子ちゃんが教えてくれたんだよ」そう言われて京子は泣いてしまう。そしてキズナの服が完成する。キズナにメイクを京子がして、ずっとしたかった女装をするキズナは王子様というよりお姫様だった。「一緒に服をこれからも作って一緒に夢を叶えよう」とキズナは京子に告白する。泣きじゃくる京子。「私もキズナくんのための服が頭に浮かんで止まらないし夢も叶えなえたい。ふたり助け合えば叶えられないものはないよね」そして京子とキズナは一緒にブランドを立ち上げる夢を持つようになる。ふたりは夢に向かいながら少しずつ頑張っていく。