あらすじ
平凡な小学6年生のユウキが見た、ちょっと変わった夢。それは、大嫌いな担任教師と、傘とチョークで戦うという荒唐無稽なものだった。だが翌日、夢で刺したはずの先生の胸に、現実のアザとして傷が浮かび上がる。
――それが、僕らの、長くて不思議な冒険の始まりだった。
ユウキと同じように、夢を自在に操れる「明晰夢」の能力を持つ仲間たち――マモル、シノブ、オカルト、チユミ。運命に導かれるように集った僕ら5人は、夢の世界を探検するチーム「ルーシッド・ドリーマーズ」を結成する。
夢の中では、壊れた傘や古いお面、お母さんにもらった香水といった、それぞれの大切な「思い出の品」が、特殊な力を持つ最強のアイテムに変わった。僕らは、この手に入れた不思議な力を、ただ純粋に楽しんでいた。
しかし、そんな平和な日常は、一人のクラスメイトが突然、眠ったまま目を覚まさなくなったことで、終わりを告げる。それは、一年前に同じように謎の眠りについた、憧れの先輩「夢野アスカ」と全く同じ症状だった。