あらすじ
平和な田舎町に暮らす10歳の少女リリィは、ある日町外れの天文台に迷い込む。その天文台の一階は図書館になっていて、見たこともない本がぎっしり詰まっていた。
本棚の中の一冊に夢中になったリリィは、管理人を名乗る人物から、あるお願いをされる。それは、リリィが夢見た冒険の始まりだった。
管理人の案内でリリィが扉を開けると、そこには妖精や動物たちが暮らす世界が広がっていた。かわいらしい動物たちは、魔法を使い、リリィ達を驚かせる。
動物たちが言うには、この世界には「星くずの涙」と呼ばれる宝物があり、それが悪い魔女に奪われてしまったのだという。おどろくリリィに、管理人はそっと魔法のコンパクトを手渡す。「困った時に使いなさい」という言葉を残して。
リリィは、ピレムの町の仕立て屋でいそうろうさせてもらうことになった。まるで実の子どものように、仕立て屋夫婦はリリィを可愛がってくれる。リリィは二人のために何かできることはないかと、初めてコンパクトを使った。
コンパクトを使った翌日、リリィには友達が出来た。小さな友達・ミコルと町を出発する直前、仕立て屋夫婦は、リリィに新しい服を着せてくれた。
ミコルは、リリィにこの世界のことを教えてくれた。「星くずの涙」は年に一度だけみんなの願いを叶えてくれる宝物であること。人間はこの世界にはいないこと。この世界の動物たちは、生まれた時から魔法が使えること。
途中、リリィとミコルの前には様々な困難が立ちはだかる。リリィは少しだけコンパクトの力を使い、時には協力してそれらを乗りこえていく。
森の中の小さなお屋敷に立ち寄ると、そこにはネズミのおばあさんがいた。おばあさんは、リリィたちに、魔女の話を聞かせてくれ、ご馳走をした。
屋敷を出た後、リリィたちは魔女が住まうという城に向かった。どうにかして魔女の城に入り、「星くずの涙」を探すが、中々見つからない。そこに魔女が現れて……。