あらすじ
「私が異世界から勇者って言ったら晴翔くんは信じる?」
そんな非現実的な言葉を言ってきたのは、俺のクラスの同級生である如月志音さんだ。
成績優秀、運動神経抜群。男女関係なく誰とでも話せるまさに神に選ばれたと言って過言ではない才女。告白された人数も三桁をいくと噂も聞く物凄い人だ。
でも、時折寂しそうに笑みを浮かべる側面もある……観察をしていて不思議に思う人でもある。
そんな志音さんの話によると、どうやら彼女は異世界から来た勇者らしい……?
「私の言うこと信じるの?」
「うーん……如月さんが嘘をついているとは思えないし……」
「……ふふっ。やっぱりおかしな人。私の言葉を信じる人なんて初めて見た」
だが、どうやら志音さんは俺と一緒にいるのが楽しいようで……平凡だった俺の日常が少しずつ変わった日常へと変化していっていく。
また、それは彼女も同じのようで……。
これは、そんな才女であり、不思議子ちゃんである自称勇者学生の志音さんと何も特徴もないただの高校生である俺、晴翔の日常物語なのである。