あらすじ
無駄に綺麗な顔と類まれなデザインの才能だけを持って生まれてきた此花光(このはなひかる)、27歳は、性格に大きな難があり、社会的適応力も生活能力もほぼゼロに近いポンコツである。中学時代からの親友、七原清正(ななはらきよまさ)に半分依存するように生きている。
バツイチイケメンシングルファーザーの清正は光を甘やかし面倒をみる。光は、清正に大切にされる度に胸の奥に甘いような苦しいような気持ちを感じるが、その気持ちに決して名前を付けようとはしなかった。
清正なしで、光は生きられない。
親友としてずっとそばにいられればそれでいい。そう思っていたから……。
ところが、久しぶりにトラブルに巻き込まれた光が清正を頼ると、清正は今までとは違う顔を見せるようになって……。
清正の一人息子、3歳の汀(みぎわ)と清正と光。三人はわけあって留守宅になった清正の実家でしばらく一緒に暮らすことになった。
12年前の初夏に庭。薔薇の下に隠した秘密の扉。
その扉が、光の中で開き始める。
長い長い友情が永遠の恋に変わる瞬間と、そこに至るまでの苦しいような切ないような気持ちを書けたら……。そんなことを願いながら書きました。
(「Under the Rose」をググってみてください。薔薇の下には秘密があるのです)
2017年に書いたものを大幅に改稿しています。
(他サイトに改稿版を載せるついでにこちらにもおいてみました)
お話の流れそのものは同じですが、もしよかったら改めておつきあいいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
※ 表紙は自分で撮った写真を加工したものです。