あらすじ
いつも、何を考えているのかわからない妻、美奈子。
新婚ながらすでに冷め切ったような結婚生活。
それでも、美奈子は子どもを授かることを希望していた。
しかしそれは、コウノトリのご機嫌次第、というようなかわいらしいものではなく、誠が突きつけられたのは緻密かつ強固な家族計画だった。
「男の子が欲しい。産むのは十月にしたい」
希望通りに子どもを産むことなんて可能なのだろうか。
疑問に思う誠。しかし、子どもができれば夫婦の関係も改善されていくのではないかとわずかな望みを抱き、美奈子の言うことに従うことにしたが……。