あらすじ
製薬会社の御曹司・獅子川幸四郎は、厳格な父の意思に反して、小さな公立高校へと進学した。
それは憎き父への意趣返し。
そんな幸四郎が一人暮らしをする家に、雨の日に訪れたのは、濡れた陰鬱な少女・鼠ヶ原子夜と、その手の中にはーー生まれたての赤ん坊。
「この子は、あなたの子」
青天の霹靂。
身に覚えのない話に、幸四郎は困惑する。
それは唐突に始まった運命。
獅子川幸四郎は15歳にして父になった。
罪はどこまでいっても罪。
悪はどこまでいっても悪。
それでも。
それでも貫きたい意志がある。
これはそんな子供たちの青臭い物語。
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