あらすじ

ろくでなし詩集 ろくでなし詩集1:ベクトルの違い 私は若い頃 結構馬鹿だった そして今 やはり十分馬鹿だ ベクトルは違うかな それと 歳を取ってずるくはなった まあいいじゃん もうすぐおわりなんだから ろくでなし詩集2:ありのままに ボクは 頭が良い ボクは 脚が早い ボクは ケンカが強い みんないいなあ 俺はどうしよう ありのままなんていうなよ ありのままが一番やばいんだから ろくでなし詩集3:あの頃の自分に言ってあげたいこと あの頃の自分に言ってあげたいこと どうせなにをしてもろくなことにならないよ あの頃の自分に言ってあげたいこと 時間は何も解決してくれないよ あの頃の自分に言ってあげたいこと 希望があるから人は不幸になるんだ あの頃の自分に言ってあげたいこと 人生は不公平で不条理だから意味があるんだ あの頃の自分に言ってあげたいこと 取り返しがつかないことはある。でも、なんとかなるもんだよ。 ろくでなし詩集3:最終周回にて 私はエゴイストだ  そんなことはわかってる 私は優柔不断だ そんなことはわかってる 私は運命なんて言葉に甘えるのは止めた 私は絶望なんて言葉に甘えるのは止めた 私は何かのために生きたことはない 私は誰かのために生きたことはない 私は赦したことも赦されたこともない 私は孤独も繋がりも もう知ることはないだろう ろくでなし詩集4:言葉はいつも届かない 言葉はいつも届かない ぬくもりはいつも伝わらない やさしさがポワポワとはじけて はかなさがたち上ぼった もどかしさがフルフルところがって ゆっくりと浮びあがった いとおしさがクプクプとふくらんで 静かににじんでいった

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カクヨム
カクヨム2025/07/08
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