あらすじ

「つらい」「さみしい」「くるしい」…心の中に“キツネ”がすみついた子の目の前にだけ、固く閉ざされたはずの屋上への扉が開く。 そこにいるのは、キツネ面をつけた不思議なあやかし「コン」。 コンは「どんな願いも叶える」なんて言ってくれない。でも、ただ黙って隣に座り、君の話を聞いてくれる。そして、問いかける。 「――で、君は、どうしたいんだ?」 コンとの対話を通じて、子どもたちは自分の足で一歩を踏み出す勇気をもらっていく。 しかし、子どもたちの周りで奇妙な事件が起き始める。大切な思い出が、日記の文字が、写真の笑顔が、**黒い影「カゲロウ」**に食べられて消えていくのだ。 「どんな願いも叶えてあげるよ」 甘い言葉でささやくカゲロウは、その代償として子どもたちの未来(可能性)を奪う、コンのかつての仲間だった。 過去に犯した過ちを繰り返さないため。そして、屋上で出会った大切な子どもたちを守るため。 コンは、カゲロウとの対決を決意する。

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カクヨム
カクヨム2025/07/09
  • 現在の作品屋上のキツネは、きょうも待っている