あらすじ
1930年(昭和5年)、東京。
誰もが帝國大学への進学を目指す学び舎・第一高等学校の三年生である四ノ原。
両親に期待されるまま、勉学に傾倒した人生を送ってきた彼は、密かに友人を欲していた。
そんなある日四ノ原の目の前に、三上と名乗る謎の青年が現れる。
自分と同じ制服を着ている上に、同級である三年生を自称する三上だが、四ノ原には覚えがない。
強引な三上に誘われるまま、友人関係を築いた四ノ原。初めてできた友人に歓喜した四ノ原は、三上と楽しく放課後を過ごす毎日を送っていたが……ある日、四ノ原は知ってしまう。三上はもう、この世の存在でないことを。