あらすじ
「名ばかりの聖女」と「雑用まみれのシスター」、
そして「素性不明の元・暗殺者」が出会った時――
世界の片隅で、ひとつの“奇跡”が、静かに歩き出す。
聖女ミア。神に選ばれたとされる彼女は、
なぜかミニスカートで巡礼中。資金は現地調達。
神託よりも生計優先。
シスター・セレナ。癒しも祈りもほどほどに、
洗濯、雑用、戦闘補助――今日も全力前進。
そして、護衛に雇われたのは、
「無手の処刑人」と呼ばれるひとりの少年・イヴ。
経歴不明、無愛想、乙女に振り回されがち。たまにイタい。
本人にその気はないが、三人の旅路は、
やがて世界を揺るがす「聖女殺しの真実」に触れていく。
これは、“誰かの代わり”でしかなかった者たちの、
名もなき巡礼譚。