あらすじ
私、月野宮 紗羅は、お父さんが理事を務める月ヶ丘学園に通っていた。
正直なところ、本当は腹黒のくせに外面のいいお姉ちゃんとは違って楽しくない毎日。
でも、だからって!
ライバル校の銀星台学院に編入なんてこれっぽっちも希望してないよ!?
よりによって銀星台だなんて、最悪なんだけどーー!
だって、だって……
銀星台には新星 光汰がいるはずだから──
【以下、コンテスト参加用のあらすじです。】
中学生の月野宮 紗羅は、父親が理事を務める月ヶ丘学園に、姉とともに通っていた。
しかし、家族からの指示で、ライバル校の銀星台学院に編入しなければならなくなる。家族からは、月ヶ丘を銀星台より人気校にするために、銀星台の情報を流すように強いられる。紗羅は、スパイのようなマネをしなければならないことに不満を抱く。
さらに紗羅が銀星台を嫌がる理由は、もうひとつあった。銀星台には、2度と会いたくないと思っていた新星 光汰が在籍しているからだ。
光汰と紗羅は小学校が同じで、実は卒業式の前日に光汰から告白されていた。紗羅も光汰のことが好きだったものの、光汰の父親が銀星台の理事長であり、自分の父親とライバル関係にあることを気にして、断ってしまっている。
その気まずさから、再会しても紗羅は光汰を避けようとする。
しかし、光汰は紗羅に振られたことを覚えていないかのように振る舞う。
銀星台に編入しても、月ヶ丘のために学校生活を送らなければならず、当初はやさぐれていた紗羅だった。
が、光汰のお陰で、小学校時代に好きだったソフトボールを再開し、本来の明るさを取り戻していく。
そんな中で、光汰から、変わらず紗羅のことを思っていることを伝えられる。
そうして順調に学校生活を過ごすうちに、銀星台で紗羅ががんばっていることが、父親の耳に入る。
父親は褒めるどころか、銀星台の評価を高めた紗羅を逆に叱る。
紗羅ははじめて反発し、家族のためではなく、自分のために銀星台の生徒としてやっていくのだ、とはっきりと言う。
そんな紗羅を認め、助けてくれたのは意外にも紗羅の姉だった。
優秀な上に外面もよく、両親のお気に入りの姉だが、姉もまた両親の言いなりではなかったことを知る。
自分の気持ちに正直になる決意をした紗羅は、光汰の告白に返事をし、そして堂々と両親に交際宣言をするのだった。