あらすじ
日本。
人々から忘れられた神々は、その力を失い、消滅の危機に瀕していた。
ごく普通の高校生・天野宗佑には、そんな神々の悲痛な「声」が聞こえる、秘密の才能があった。
ある雨の日、ゴミ捨て場に打ち捨てられた一本のビニール傘。そのか細い声に耳を傾け、『からかさ様』と名前を与えた瞬間、彼の日常は一変する。
――それは、忘れられた神と契約し、その力を引き出す『神契者』としての覚醒。
人の負の感情に呑まれ、怪神と化した「荒神」。
力を求め、弱い神を狩る非情な「神狩り」。
そして、神々を管理し、支配しようとする巨大組織「神祇庁」。
次々と襲い来る脅威の中、宗佑はガラクタ同然の神々と共に、過酷な戦いへと身を投じていく。
これは、誰にも見向きもされなかった優しい少年が、忘れられた八百万の神々を率い、最強の軍団を作り上げるまでの物語。
「――君の名前を、俺が呼ぶよ」