あらすじ

記録的な大雪が降った四月の夜に失恋したうら若き乙女が、親友に促され、東京から長野へと帰郷した際に起きた奇跡的かつ運命的な邂逅を、リリカル&ノスタルジックに描いた「忘れ花火」  既婚者に弄ばれ、心身共に激しく傷つき中退寸前にまで追い詰められた女子高生と、死の影に怯える、すい臓がんの摘出手術を受けたばかりの中学一年生の美少年とが織りなす、あまりにも遅すぎた一瞬の夏を描いた「夏の終わりのイノセンス」  交際後に訪れた倦怠期を乗り越えられず、たった数ヶ月で別れてしまったカップル。その七年後のクリスマス・イヴに実行された、赤ワインの酩酊感のような狂気をあまく事なく描いた「七年後の冬 会いましょう」  海、国境、そして時間をさえも乗り越えた男女の友愛を描いた表題作「海を越えても出逢えるなんて」  「再会」「季節の移ろい」「アルコール依存症」そして「女性の語り一人称」を共通のテーマにして描いた連作短編集です。

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カクヨム
カクヨム2025/07/11
  • 現在の作品海を越えても出逢えるなんて