あらすじ
世界には、魂たちの世界・生霊界、人間の世界・人界、生霊界から弾かれたものたちの世界・屍の牢獄の三つの世界がある。
屍の牢獄で追われていた薊は、決して脱出してはならないという掟を破り、霊界にマオとして潜んでいた。事情を知っているカイと共に|何でも屋《アシスト》を営んでいる。
アシストへの依頼で霊魂格上げ儀式が行われる霊城へ警備に向かうことに。
その儀式中、緑色の光と大きな揺れが霊城を襲い、会場が陥没。時を置かずして、霊城の仕者一名が身ぐるみを残し行方不明に。霊城へ調査に向かった彼らは、長髪長身の青年と対峙して―――。
僕たちは双子だった。僕は追われる者だった。
彼はそんな僕のために死んだ。
否。
僕が殺した。
彼は僕を許していないのだ。