あらすじ
――心だなんて、きれいなもの、そんなのどこにもなかったね。
⚠️ 本作には以下の描写が含まれます:
・死体損壊、腐敗、眼球など人体の描写
・カニバリズム(人肉摂取)
・生存を目的とした残酷・グロテスクな行為の描写
精神的にショッキングな内容を含みますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
本文はフィクションであり、特定の個人・団体・思想等を肯定・否定する意図は一切ありません。
街の郊外の道端に、ひとりぽちで生きていた少年「スイバ」。心も、輪郭さえ失いかけていた彼に話しかけた、曙色の少女。
燐葉石のような瞳を持つ、どこか不思議な彼女に出会い、スイバの心は再び歯車を動かし始める。錆びついて軋んだ歯車がそのあと、どんな風に動くのかも知らずに。
かたばみまだら。全四茎からなる、ちっぽけでみじめで汚れた物語。