あらすじ
ダンジョンを中心に回る都市リベセルタ。ダンジョンを囲むように城壁が建てられ、その中で街が発展した。リベセルタには様々な人が集まる。ダンジョンで腕を磨くもの、冒険者相手に商売をするもの、ダンジョンで稼いだ金で家族を養うもの。経済もよく回っており活気にあふれている。それが光の部分。光あるところに影あり。光からダンジョンを挟んだ裏側は衛兵の目も通りにくい、いわゆるスラム街。生活に困ったものやごろつきども、組織だったならずもの集団に路上生活者の集まり犯罪の横行する無法地帯。まともな人間ならば近づこうともしない場所だ。その光と闇の両方を行き来する青年がいた。それがルークだった。仕事としてはダンジョンの行方不明者の捜索、もとい大抵の場合死体で見つかるため遺品の回収、そして処理。ルークが割に合わないその仕事をずっとしており、光と闇の狭間にいるのには理由があった……そしてそんな青年の元に近づこうとする少女の影が一つ。