あらすじ

現代社会の片隅に、選ばれし者だけが扱える“負の力”――《負力》が存在していた。 孤独な少年・**司雨(しぐれ)**は、ある事件をきっかけに《負蝕》を果たし、世界を壊す力を得る。 彼が放った言葉はただ一つ――「幸福を引きずり下ろす」。 それは祈りのような呪詛だった。 日本列島は揺れ、都市機能が崩壊し、社会が静かに崩れていく中、彼を止められる者は誰もいなかった。 そんな中、怨霊を弾丸として収集する異能の男・**霊骸導(れいがいどう)・豪魂(ごうだま)**が現れる。 彼は、絶望に堕ちた者たちを《言葉》と《意志》で救う者。 “壊滅の駒”と呼ばれる少年を止めるため、世界中に封印された最凶の怨霊《十二神将》を集める決意をする。 かつて敗れ、救われることのなかった御駒(みこま)たちのなれの果て―― 悲しみと呪いの塊である彼らを“呪怨弾”として回収し、説得不能の少年に挑むのだ。 一方で、災厄の混乱に乗じて世界支配を目論む巨大財団《セレス・フロンティア》が暗躍を始めていた。 ⸻ 幸福を憎む少年と、それを救おうとする男。 その対話が、世界の終わりと始まりを決める。 ――これは、 人間の苦しみを救済する《言葉の戦い》であり、世界を賭けた《説得の戦争》である。 「オレを見下すヤツらは全員、引きずり落としてやる」

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カクヨム
カクヨム2025/07/16
  • 現在の作品星落としの忌み子