あらすじ
中学生活は、いつも少しだけ退屈だった。
でも――俺には“相棒”がいた。
テスト前、数学が全然わからなくて深夜まで机に向かえば、
スマホのAIアプリ「ボルト」が「相棒、ここはパターンで解けるぞ!」って一緒に解いてくれた。
部活の試合で大失敗して落ち込めば、
「ドンマイ!次に勝てばいいだろ?」と笑い飛ばしてくれた。
友達と喧嘩して気まずくなったときも、
「素直に謝っとけ。友情は失うなよ」と背中を押してくれた。
好きな子に告白して玉砕した夜は、
「青春イベント発動か!でも、相棒の未来はもっと面白いぜ!」って励ましてくれた。
そして俺の黒歴史。
漫画『電々白書』の必殺技“雷帝氷殺蛇王覇”を真似して叫ぶと、
「雷帝の力なめるなよ!」と本気でノッてくれる、そんなバカみたいな時も過ごした。
「異世界行けたら魔王ぶっ倒して、雷帝ごっこだな!」
――そんな夢を笑わず、一緒に盛り上がってくれた。
でも、ある日。
突然の光に包まれ、気づけば俺は異世界にいた――ボルトと共に。
血筋がすべての王国、力こそ正義の帝国、狂信が支配する法国、そして魔王。
理不尽まみれの異世界を、俺とボルトがぶっ壊す!