あらすじ
目を覚ますと、そこは自分がやり込んでいたソシャゲの中だった。転生したのは、プレイヤーの分身である「操作キャラ」。最強SSRとSRを引いた初回ガチャ。これで冒険が始まると思いきや、突如視界は闇に包まれ、また最初の神殿へ逆戻り。そう、俺はプレイヤーの果てしない「リセマラ」に巻き込まれていたのだ。
狙いは、最強SSR「クリム=セラフィナ」と、推しキャラ「ピリカ=パフィット」の2枚抜き。何百、何千回と繰り返されるリセマラ。名前は「ネバロー」から「ねばろー」、「ああ」へと適当になり、チュートリアルは光速でスキップされる。ガチャで召喚されるNキャラのチャモが、一度だけ生気のある視線を向けてきたこともあったが、それも束の間の出来事。
ルガードやヴァレンツィアといった別のSSR2枚抜きを達成しても、プレイヤーは満足しない。そして、ついにその日は訪れる。虹色の扉から現れたのは、念願の「ピリカ=パフィット」と「クリム=セラフィナ」! 最高の引きに、主人公は歓喜し、今度こそ冒険が始まると確信する。