あらすじ
地球にダンジョンが現れてから4年。
人類はダンジョン内で見つかるアイテムやモンスターから取れる素材で新たな社会を築き、覚醒者によるダンジョン攻略は人気の職業となっていた。
しかし全ての者が活躍できるわけもなく、覚醒したのにもかかわらず無能のレッテルを貼られる者もいた。
俺、九鬼宗真もその一人だ。
獲得した職業「ニート」のせいで生涯レベル1というハンデを背負ったことで、ダンジョン攻略で生計を立てることはできず、バイトの掛け持ちで慎ましやかな生活を送っていた。
ある日、唯一の楽しみであるソロキャンプの帰り道で遭遇したダンジョンブレイクにより運命が変わる。
──も、成り上がりよりもコソコソヒモ生活が楽しくて仕方がない。
成り上がり? どうでも良い。
奴らへ復讐? どうでも良くない。でも急がない。
ヒモ生活? 最重要事項。
むしろヒモ生活を守るために、今日も今日とてダンジョンに向かう。
それもコレも俺を骨抜きにしたレディを守るためさ。
では、いざ行かん。我が青春の舞台へ。