あらすじ
花の記憶シリーズ第O弾(全26作品)
同じ中学で出会った五人は、戦争によって「少年兵育成組」に選ばれた。
主席番号1から5まで。成績優秀な子どもたちは、それぞれ異なる任務を背負い、戦地へ向かう。
平和が奪われた世界で、それでも彼らが守りたかったもの。
友情、片想い、約束、そして──「帰る場所」。
数年後、生還した五人が再び集まった場所は、かつての校庭だった。
風に揺れるオリーブの苗木のそばで、彼らは過去と未来を静かに見つめる。
これは、“奪われた日常”を取り戻す、五人の物語。
そして──ようやく告げられた「好き」の先に、希望が芽吹く。