あらすじ
「一緒にバンドやらないか?」
前の席からの声に冨山明(トミヤマアキラ)は目を丸くした。
「おまえ作詞してるんだろ?」
声の主は彼のノートを指差して「オリジナルでバンドやってみないか?」と続ける。
しかし彼は困惑した。
書いていたのは詞で間違いはなかったが、それは“執筆している小説に使うためのもの”だったから。
1992年。小説家を夢見ていた高校1年生の明は、ひょんなことから音楽活動を始めることになった。
作者・金子ダイスケ本人の経験をもとに綴る何一つとして特別なことなどない青春ロック物語。