あらすじ
神と人とが交わる時代。
瑞津穂の地にありし豊稲国で、晴れて夫婦となった岩永姫と阿戸。慣れない土地での生活の中、徐々に愛を育んでいく二人。そこへ、豊稲国に対して不信感を募らせた船守国と周辺小国が同時に挙兵。豊稲国へ戦火の脅威が迫る。
「豊稲国の未来は、わたくしたち二人にかかっておる!」
危機に瀕した豊稲国を救うべく、山主神の助力を得るために山の宮を目指す阿戸と岩永姫。山主神は、岩永姫を山の宮へと連れ戻すなり、阿戸に娘と「離婚」するよう要求してくる。
「諦めよ。父親として、娘が不幸になるとわかっていて、差し出すわけがなかろう」
頑なな態度を崩さぬ山主神。岩永姫を諦めない阿戸は、真っ向から山主神と対峙する。果たして、阿戸は山主神を説得して岩永姫とともに豊稲国の窮地を救うことができるのか。
二人の愛が、立ちはだかる危機を打ち砕く。
日本神話に語られる女神を元にした、和風ファンタジーロマンスの第二弾。
※この作品は『岩永姫 ―見た目が醜いから結婚拒否? ならば美しくなって見返してやります―』の続編となります。前作からお読みいただくことをお勧めいたします。